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【にじいろWS 2022-6月】「土粘土あそび」

2022年6月28日 火曜日投稿

土あそびの感覚で、立体表現としての〈アート〉を体験

今年は例年になく最短で梅雨が明けました。
ようやく思いっきり外あそびができると喜んでいた子どもたちでしたが、かつてないほどの猛暑日続きで、長時間におよぶ外あそびは難しいかもしれません。
それでも子どもたちは、雨の日同様に室内でたくさんのあそびを楽しんでいます。
今回のワークショップは、そんな子どもたちに、室内でのあそびの要素も取り入れた「土粘土(つちねんど)」による造形活動をおこないました。

園のなかでの粘土あそびは、なにも特別なことではありません。
子どもたちには両手でつかめるほどの粘土の塊と、B4~A3判ていどの大きさの粘土板(プラスチック製)がひとりひとりに与えられています。
それを各自がのばす、まるめる、ちぎるなど思い思いのやり方で、いろいろなかたちに変化させてあそびます。
通常保育園で使うのは、「あぶら粘土」です。
水分などを加える必要もなく、乾燥することがないので硬くなりにくく、簡単に何度でもかたちを変えられることができるので一般的な学校の教材としても用いられています。
ほかに、水や糊を原料とする粘土で、乾燥させると硬くなり、しかも軽量で着色もしやすいという「紙(かみ)粘土」も手軽に楽しめる粘土として幅広い層に人気があります。
今回教材として使用する粘土は「土(つち)粘土」といいます。
文字通り土を原料にした粘土で、乾燥すると硬くて重くなりますが、再度水分を与えるとまた柔らかくなるので、何度もかたちを変えることができます。
また、その感触も土あそびに近いものがあるので、自然と触れ合う感覚が得られます。
重量があるのでしっかりとした造形物として成り立つことから、立体表現としての〈アート〉活動にとても適した粘土でもあります。

まずは手のひらに、指先に、しっかりなじませることからはじめます

元気よく室内に入ってきたのは年中クラスの子どもたちです。
もちろん「土粘土」によるワークショップは初体験。
子どもたちは大きな声で先生にごあいさつをすませると、前回同様に先生と一緒に全身を動かしながら、からだとこころをほぐします。
でも、どうやら子どもたちは足もとに広がった透明なビニールシートと、その端に置いてある大きなたらいが気になるようです。
これらは今回のワークショップのもので、床などが汚れないよう床面いっぱいに敷いた養生シートと、水に浸して柔らかな状態にしている土粘土が入ったたらいです。

先生はさっそく子どもたちをその養生シートの上にあるたらいの周りに集めて、なかに入った土粘土のかたまりを見せました。
水に浸ったいくつもの四角い灰色の塊(土粘土)に、子どもたちの視線は釘付けです。
その塊の表面をそっと手のひらでなでたり、指で恐る恐る突いてみる子もいます。
先生はその塊をたらいの中からひとつ持ち上げると、それを持ったままシートの中央に座りました。
子どもたちもその周囲に座わり、先生が手にした塊をじっと見つめています。
そこで先生は、それが土粘土という特別な粘土であること、それからその扱い方とあそび(つくり)方を教えました。
さらに1本のタコ糸を出して、土粘土の塊にぐるりと巻き付けると、タコ糸の両端をゆっくり左右に引っ張りました。するとその土粘土の塊が、まるで包丁でお豆腐を切るように、なめらかにきれいに切り分けられました。
子どもたちはそれを見て、「わ~っ」と歓声を上げました。
これなら硬い粘土を力まかせに乱暴に千切らなくても、簡単にいくつにでも切ることができます。
ここまで覚えたら、あとは子どもたちの自主性に任せて創作開始です。

子どもたちはいくつかのグループに分かれ、そのグループ内で土粘土の塊を当分に分け合いました。
はじめは土粘土の感触を確かめるように手のひらで転がしたり握ったりしていましたが、それが徐々に指先にまでなじんでくると、もう一気に自分の思うように変形させていきました。
お団子のように丸い球状のようなものをいくつも並べる子。
1本の棒状にこねながら、ヘビのように、紐のようにどんどん長く細く伸ばす子。
お砂場であそぶように高い山のようなものをつくる子。
足でどかどかと土粘土の塊がたいらになるほど踏みつける子。
また、タコ糸の先に小さな土粘土の塊を下げてぶらぶらさせている子がいたので、「なにをしてるの?」と聞くと、「釣り!」と答えました。
きっと、家庭生活ではそういうあそびもしているのだな、なんて園以外の顔をのぞかせる子もいました。

先生はひと通り子どもたちがつくりあげた造形物を見て、次のあそび方を提案しました。
「それじゃあ、この土粘土にこんなモノ(道具)を加えてみようか」
先生はそう言うと、半分の長さに切ったストロー数本と、長さが約10cm×5㎝で厚み1cmほどの長方形の板の切れ端を取り出し、よくねりこんだ一握り程度の土粘土にそれらを加えて新しいかたちをつくりはじめました。

違う素材のモノを加えるだけで、想像力はさらに高まります

先生は土粘土にストローを刺しました。細い煙突のようでもあり、柱のようでもあり、数本並べて刺すと誕生日のケーキに立てたろうそくのようにも見えました。
また土粘土を土台にして長方形の板の切れ端を立てると、木製の塀ができ上りました。
その塀をまっすぐ並べて囲えば、小さな家になりました。
さまざまなかたちに変化した土粘土ですが、それに全く違う素材のものを加えることで予期せぬ効果(かたち)が表れますし、子どもたちの想像力はさらに高まります。

年中クラスの子どもたちはそれを見るなり、その新たなモノ(道具)を手に持って、それぞれがつくっていた土粘土の造形物にどんどん加えていきました。
四方八方へ競い合うように、5本、10本とストローを刺していく子どもたち。
板の切れ端も同様で、何枚も重ねたり並べてみたりと、新たなモノ(道具)が加わったことで今までにないアイデアが次々に湧き出てくるようです。

先生は最後にもうひとつだけ子どもたちに提案しました。
それは、ひとりひとりが個人的に造形物をつくって楽しむこともいいけれど、その造形物を集めてこのビニールシートの上に「みんなの町」をつくろう、というものでした。
偶然、数人の子どもたちが長く伸ばした土粘土を線路のように床面に貼り付けて、その線路の上にストローを目印にした駅舎をいくつか置き、その駅舎の間を板の切れ端を電車に見立てて走らせていたのです。
そこで、この線路を床面いっぱいにもっと長くつなげて、たくさんの駅舎やビルや山までもつくっちゃおう!というのです。

ところが、その途中で誰かがその線路に沿って歩きはじめました。
それを真似て、いつのまにか全員で、その床につくったさまざまな線路の上をなぞるように歩き出してしまいました。きゃっきゃと大声で騒ぎ、子どもたち自身の足で力強く踏みながら、それこそ電車のように何周も何周も。
子どもたちの想像の世界は、ほんとうに自由奔放で豊かです。
そんな光景を見ていた先生や保育士たち周囲のおとなたちも、思わず子どもたちと一緒に笑い出してしました。

年長クラスの子どもたちは昨年に次いで二度目の土粘土あそびです。
それでも一年経てば、子どもたちは成長し、その分想像力もたくましく育っていますから、ほぼ新しい体験と言ってもいいでしょう。

ワークショップの内容は年中クラスと同じですが、進め方やあそび方はレベルを上げて指導します。
当然レベルアップしたものに十分応える子どもたちですし、日頃からつくること、想像することに長けたクラスで、なによりもそういうことが大好きな子どもたちです。
まさに“好きこそ物の上手なれ”でしょうか。

そんな年長クラスの子どもたちは、土粘土以外のモノ(道具)をプラスすることで、より複雑な構造物をつくり出しました。
そして最終的に、年中クラスの子どもたちが到達できなかった「みんなの町」づくりは、年中クラスの子どもたちから引き継ぐかたちで見事に達成することができました。

「はむら」と土粘土で文字をつくった駅名の表示板もあります。
線路も途中途切れることなく、ビニールシートいっぱいに繋がり、大きな駅舎もたくさんできました。
線路の沿線にはエイやサメ、カミツキガメまでいる水族館や板の切れ端に乗ったお寿司がいくつも並んでいるお寿司屋さんも見えます。
線路脇の道を走るのは未来の乗り物でしょうか?不思議なスタイルの車もあります。
またユニークな顔のオブジェも線路脇に建っていて、バラエティ豊かな景色がつくられました。
年長クラスの子どもたちは全員でそんな「みんなの町」のパノラマをゆっくり一周し、そこに出現したさまざまな創造物を鑑賞しました。

ただひたすら粘土をこねることで、生まれ出てくるもの

今回のワークショップは、美術学校でいえば「彫塑」という専門課程に属するものです。
子どもたちが扱ったように、柔らかな粘土で何度でもやり直しながら最終的な形を作成していきます。
よく「彫刻」と同類に考える方がいますが、あきらかに似て非なるものです。
「彫刻」は、簡単に言えば石や木など硬質の素材から、ノミなどを使い彫り刻みながら形をつくっていくので、これはある意味やり直しができないことから、かなり高度な技術力が必要になってきます。
そう考えると、今回のワークショップは、高校や大学で学ぶ専門課程と同じことを4~5歳の子どもたちが体験したということでしょうか。
それはちょっと言いすぎかもしれませんが、〈アート〉とはなんとも不思議でおかしな世界に思えてきます。

さて最後になりましたが、「にじいろワークショップ」を企画・指導する松澤先生は、
今回のワークショップをこう振り返りました。
「まず、粘土をこねること。
何の意図も結果も求めず、ただひたすらこねる。
そこから手の感触や自由にかたちを変えていく粘土と向き合いながら
自分の思いやかたちを考えていく。
つまり自分のなかから湧き出るものではなく、
粘土という自分の外側から受ける刺激によって生まれるもの(こと)。
そういうことを今日のワークショップから感じとって欲しい。

それから、粘土だけではなく、そこに新たなモノ(道具)・・・
今回でいえばストローや板の切れ端などをプラスすることで、
粘土以外のモノ(道具)に触発されて、さらに想像力が膨らみ
まったく予想もしなかった自分の思いやかたちへ発展するという
そんな面白い体験にもなったと思う。
これから何かをつくるときに、無意識にでも
そういう発想の仕方が生きてくるはずです」

粘土あそびは、その多くが個人での単独な遊びになってしまうのが実情です。
松澤先生のワークショップは、それを最終的に全員がひとつのもの(形)を目指して作り上げていくという・・・
そんな通常にある個の粘土あそびから全の粘土あそびへと昇華させる新たな試みがひとつの特徴です。

ドキュメンテーション

「土粘土あそび」

土にふれ、その特性を感じながらダイナミックに心のままに土粘土でのあそびを行います。
粘土は力の加減によって、さまざまな状態に姿を変えます。それを楽しみ、あそびに展開できるような時間にしたいと思います。

written by OSAMU TAKAYANAGI

「教育美術」6月号にて保育園美術館の取り組みが紹介されました

2022年6月13日 月曜日投稿

公益財団法人 教育美術振興会が発行している「教育美術」2022年6月号での杉浦先生による「美術館を学びの場として活用する試み」というコラムの中で、あおぞら保育園にて行われている「保育園美術館」の取り組みが紹介されています。

【羽村市】新型コロナウイルス感染症に対応した保育施設の利用 について

2022年5月27日 金曜日投稿

事務連絡
令和4年5月27日

市内保育施設利用者 各位

羽村市子ども家庭部子育て支援課長

新型コロナウイルス感染症に対応した保育施設の利用について

 日頃より羽村市の行政運営にご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
 新型コロナウイルス感染症はいまだ収束には至っておらず、今後も感染症対策を実施していく必要があります。
 これまで同様、保育施設については通常保育を継続しますが、保育施設の利用にあたりましては「コロナ禍における保育施設利用ガイドライン(第4版」に基づき、ルールを守ってご利用いただきますようお願いします。
 なお、国の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」の変更等に伴い、熱中症などへの対策を踏まえ、以下のとおり対応してまいりますので、ご理解ご協力をお願いいたします。

  • ◆2歳未満(乳幼児)は、引き続き、マスクの着用は奨めません。
  • ◆2歳以上は、個々の発達の状況や体調等を踏まえる必要があることから、他者との身体的距離にかかわらず、マスク着用を一律には求めません。
  • ※施設内に感染者が生じている場合など、施設管理者の判断により、可能な範囲で、マスクの着用を求める場合があります。
  • ◆お子さんや同居のご家族に風邪症状等の体調不良が見られる場合は、必ず登園を控えてください。
  • ◆お子さんや同居のご家族がPCR検査を受けた場合や濃厚接触者となった場合は、園に報告してください。

 また、施設での感染拡大の状況によっては、緊急に休園とする場合があります。
 臨時休園となった場合は、感染拡大のリスクを抑制する観点から、他の保育施設での代替保育は実施できません。自宅保育等で対応できるよう、あらかじめご準備くだいますようお願いいたします。
 保育施設では、引き続き、子どもの安全を第一に保育を実施してまいりますので、保護者のみなさまにおかれましても、日頃からご家庭での感染予防を徹底するなどご協力をお願いします。
 ご不明な点等がございましたら下記担当までお問い合わせください。

【問合せ】
子育て支援課保育・幼稚園係
電話 042-555-1111 内線 241

 

【にじいろWS 2022-5月】「透明なキャンバス テラスでお絵描き」クレヨン編

2022年5月23日 月曜日投稿

室内とテラスを仕切る透明なガラスサッシ、それが今回のキャンバス

「透明なキャンバス」という言葉に聞き覚えのある方は多いと思います。
実は、昨年6月に〈テラスで描こう、透明なキャンバス〉というテーマで、当園2階から園庭に通じる外通路と外階段にあるガラスの壁面をキャンバスにして絵を描くというワークショップを行いました。
そう、テーマだけをみれば、その続編ともいえます。


でも、今回そのキャンバスとなるのは昨年と違い、いつもワークショップを行う室内とそれにつながる室外のテラスを仕切る透明なガラスサッシがキャンバス(支持体*)になります。
部屋の形状に沿うように横長に広がって連なる大きなガラスサッシは、まさにお絵描き用のキャンバスにはぴったりかもしれません。
その横長に連なるガラスサッシをちょうど半分に分け、室内から見て左側を年中クラス、右側を年長クラスのスペースとしました。
また、絵を描くために使用する画材も、昨年はアクリル絵の具と筆でしたが、今回は専用のガラスクレヨンを用います。
これは日常園で使うクレヨンと変わらないので、子どもたちにとっては手に馴染んだ画材といえます。

年長クラスの子どもたちは昨年のそれを覚えていたようで、「すぐにやりたい(描きたい)!」と勢いよく集まって来たのですが、どうもようすが違うのですぐに「あれ?」という表情になりました。
そして今回初めて透明なガラスにお絵描きをする年中クラスの子どもたちは、なにをするのかやや不安そうです。
いずれにしても、今回の透明なガラスのキャンパスに描くワークショップはただの続編ではなさそうです。

*支持体(Support):絵画においては、絵の具を塗るために使用するキャンバスや画用紙などを指します。

年中クラスがガラスいっぱいに描いたのは、植物の成長物語

今回2回目のワークショップとなる年中クラスの子どもたちは、室内に入って先生の顔を見るなり、
「アヤコせんせ~い!」と大きな声で呼びかけました。
先生の名前は、まっさきに覚えたようです。
とはいえ、まだまだ「何をするのかな?」と戸惑うようすは隠せません。
そこで先生は、まず子どもたちと一緒にあそびながら全身を動かし、からだとこころをほぐしていきます。
〈アート〉活動だって、こころとからだのストレッチはとても重要ですから。

からだもこころも整えたら、いよいよはじまりです。
子どもたちは全員テラスへ出て、室内とテラスを仕切っている透明なガラスサッシに沿って一列にまっすぐ並びました。
そして、そのガラスサッシ越しに室内を眺めると、そこには先生がひとり、1本のクレヨンを持って立っているのが見えました。
先生はゆっくりガラスに近づくと、そのクレヨンで、なんと目の前にある透明なガラスに絵を描きはじめました。
赤い丸や三角、花の絵など、それもガラスの向こうに立ち並ぶ子どもたちの目の前に。
一瞬それに驚く子どもたちでしたが、そのうち目の前に描かれた絵を見て笑い声が出はじめました。
なにしろ、子どもたちの目の前にあるガラスの反対側から、次々に絵が描かれていくなんて、見たこともない不思議な体験でしたから。

そんなふうに絵を描き終えると、先生も子どもたちのいるテラスに出て、
「いま先生が描いたように、みんなも目の前のガラスに好きな絵をいっぱい描いてください!」
と大きな声で促しました。
もちろん、年中クラスの子どもたちはガラスに絵を描くなんてはじめてですから、「え~っ?」と誰もがまだ不安そうな声を上げました。
すると、子どもたちと一緒にテラスに立っていた園長が、
「今日はいいよ、どんどん描いてね」とニコニコしながら言いました。
そう言われたら、もう躊躇する子などはひとりもいません。
先生が用意したいくつもの色のクレヨンからそれぞれが好きな色を選び、思い思いの絵をいっせいにガラスへ描きはじめました。
ひとや動物の絵、月や星、太陽、幾何学模様(?)、いくつもの色を重ねた色彩の塊など、みるみるガラスは子どもたちの自由な〈アート〉で埋まっていきました。

短時間で仕上げたそのようすを見て先生は、
「ずいぶん早く描けたね、みんなじょうずですごいなぁ」とほめると、さらに
「それじゃ、今度は先生がみんなに描いて欲しいもの(テーマ)をいいます」そう付け加え、
クレヨンで埋め尽くされたガラスサッシを濡れた雑巾で拭きました。
数回拭き取ると、もとのように透明なガラスサッシに戻ります。

いま描いたのは、まずはガラスに描くことに慣れること、それからどれくらい描いていけるのか、そんなことを見極めるためです。
先生はあらためて新しい絵を描きはじめました。
それは、緑色の小さな花の芽の絵でした。
そこから次第にツルが伸びていき、やがて葉が出て花が咲く・・・そんな植物が成長していく絵です。
この植物の成長する姿(ようす)を子どもたちに描いてもらおうというのが、先生が掲げたテーマでした。


ちょっと難しいんじゃないかな、というおとなの心配をよそに、子どもたちは先生の絵を見ながら感嘆の声を上げると、またしてもすぐさま見よう見真似で描きはじめました。

いつの間にか子どもたちの目の前のガラスには、新しく誕生した芽、そこから空に向かって伸びていくツルと葉、その先に咲き乱れるきれいな花々という、植物の成長物語が表れました。

反転して見た世界は、ウラ?オモテ?どっちがほんと!?

年長クラスの子どもたちは一度同じような体験をしているので、テラスの外からいきなり描きはじめることにしました。
さすがに絵を描くのはお手の物とばかりに、どんどんガラスがクレヨン画で埋まっていきます。
年長クラスの子どもたちには、誤って描いた線や色、別の絵を描きたいときなどに濡れた雑巾を使ってきれいに拭き取る方法を教えました。
それを覚えると、右手にクレヨン、左手に濡れた雑巾を持って、器用に描いたり消したりする子もいました。

どの子も描いては消してまた描いてという動作に慣れたころ、テラス側から描いた絵を室内側から眺めてみることにしました。
描きかけの絵や完成した絵を、それぞれが室内とテラスを行ったり来たりして眺めます。
それを繰り返すうちに、
「なにか変だぞ」と子どもたちは気づきました。
目の前から見て正しいと思って描いていたはずの絵が、反対側から見ると左のものは右に、右のものは左に。
つまり、テラス側を正面と思って描いたはずの絵が、室内側からは反転して見えたのです。
こんな風に自分が描いた絵を反転して眺めることなどありませんから、誰もが新鮮な驚きを感じたはずです。

しばらくして、今度は先生がテラス側から描いた子どもたちの絵に対して、室内側から絵を描き足してみました。
その先生が描いた絵は、子どもたちから眺めると反転して見えます。
それを見た子どもたちは先生を真似て、テラス側から描いた自分の絵に、室内側から描いた自分の絵を重ねはじめました。
はたして、自分で描いた絵はどっちがオモテだったのか、ウラだったのか?
オモテだと思って描いたものが、実はウラだったかもしれない、そんな奇妙で複雑な絵が表れました。
昨年のワークショップでは、通路内のガラス壁に描いた絵をすぐにウラ側から眺めることはできませんでした。
ましてやウラ側からオモテ側の絵に重ねて描き足すなんて。
なので、昨年同じようなワークショップを受けた年長クラスの子どもたちも、これはまったく新しい体験なのです。

さらに先生はテラス側で黙々と絵を描いている子どもの反対(室内)側にいくと、その子の描く絵と対峙するかのようにその絵とは違う形や色で絵を重ねていきました。
それに気づいたその子は、まるで先生とコラボをするかのように、またそこにテラス側から違う形と色を描きました。先生も負けじと、またしてもその絵に別の形と色を足していきます。
そんなふたりのお絵描きの応酬を見ていると、言葉ひとつ発することはないものの、ガラス越しでも〈アート〉を媒介に確かなコミュニケーションがとれていることに感動しました。

描くことに向き合う、真剣な子どもたちのまなざし

こうして、年中クラスと年長クラスの子どもたちは、ガラスサッシという透明なキャンバスいっぱいに鮮やかな〈アート〉作品を描きました。
今回は昨年とは異なる支持体や画材を活用したことで、先に記したような新しい発見や感動がたくさんありました。
なかでも―これはおとなの目線での気づきですが―子どもたちが絵を描いている、まさにその時、どれほど真剣なまなざしで向き合っているのか、今回初めて見ることができました。
なぜなら、通常は画用紙などのように反対側から見ることのない支持体を使用するので、真正面から子どもたちの視線や手の動きを見ることはほぼ不可能です。
それが、両側から眺めることのできるガラスという支持体であったがために、それを見ることが可能になったのです。
もし今後このような機会があれば、お子さんが無我夢中で絵を描いている姿を横から眺めるだけではなく、真正面から見てあげてください。きっと、今まで気づかなかったお子さんのまなざしに出会うはずです。

今回を振り返り、「にじいろワークショップ」企画・指導の松澤先生は、
「常に新しい試みを加味して実践しているので、子どもたちの反応をひとつひとつ見ながら、そこで得たものをいかに今後につなげていくか。いわば毎回毎回が試行錯誤と発見の連続、それから反省の繰り返しですよ」
とにこやかに話してくれました。
子どもたち自身も、昨年体験して得たものと、今年のそれは大きく違うでしょう。
掲げるテーマは例え続編と称しても、当然ワークショップの内容は子どもたちと同じように日々成長し、変化し続けていくものです。
このワークショップに参加する私自身も、先生の言葉以上に試行錯誤と発見、そして反省の日々です。

※なお、今回のワークショップの作品は、当園ホームページ内の職員投稿「あおぞら美術館へようこそ(5/14)」でも紹介しています。

ドキュメンテーション

「透明キャンバス テラスでお絵描き」クレヨン編
テラスにお絵かきをします。
透明な画面での描画、描いた絵と向こうの景色がかさなって見えるかな。クレヨンの重なりが見えるかな。
クレヨンと絵の具も併用するか、またテーマ「花」「好きなもの」などと決めて導入するか相談したいと思います。

written by OSAMU TAKAYANAGI

【羽村市】はむら家族プロジェクト「家族写真撮影会」参加者募集

2022年5月19日 木曜日投稿

<<羽村市シティプロモーション係より>>

子育て家族をモデルに、プロのフォトグラファーによる写真撮影会を行います!
市内の思い出の場所や、家族でよく訪れる人気スポットで、一生に残る素敵な家族写真を撮影しませんか。
また、撮影だけでなく、参加者同士が情報交換等をできる交流会を予定しています。
ぜひ、応募してください!

詳細は羽村市HPにてご確認ください。

【羽村市】子どもが消毒液・除菌剤を使用する場合の注意喚起について

2022年5月18日 水曜日投稿

事務連絡
令和4年5月17日

教育施設長・保育施設長・家庭的保育者 各位

羽村市子ども家庭部
子育て支援課長

子どもが消毒液・除菌剤を使用する場合の注意喚起について

 日頃より、羽村市の行政運営にご理解とご協力を賜り、また新型コロナウイルス感染症への対応にご尽力をいただいておりますこと、厚く御礼申し上げます。
 さて、先般保育園に通う女児が手指消毒用のアルコール消毒剤を舐め意識不明となり、急性アルコール中毒と診断された、との報道がございました。消費者庁からも、同様の事案や誤ってアルコール消毒剤が子どもの目や顔にかかってしまう事故への注意喚起が発出されています。
 新型コロナウイルス感染症が拡大する現在の状況下ではアルコール消毒剤等は必要不可欠なものであり、利用頻度は大変高くなっておりますが、子どもが誤った利用をしたり、事故が起きないよう、安全な取り扱いへの配慮をお願い申し上げます。

※参考
消費者庁「Vol.583消毒剤・除菌剤の取扱いに留意しましょう。誤飲や眼に入る事故の発生が続いています」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20220228/
公益財団法人日本中毒情報センター「除菌剤・消毒剤が眼に入る事故に注意しましょう」
https://www.jpoisonic.jp/report/eyeexposure202102/

【担当】
羽村市 子ども家庭部子育て支援課
電話:042-555-1111 内線:241
E-mails:304000@city.hamura.tokyo.jp

【にじいろWS 2022-4月】紙コップのインスタレーション

2022年4月25日 月曜日投稿

今年度も、子どもたちの五感に残るワークショップを目指します

すべてのものが新鮮に映り、彩りもゆたかになる4月です。
新しく入園した子どもたち、ひとつおにいさんやおねえさんになった子どもたちも、みんな輝いて見えます。
そして、「にじいろワークショップ」も、そんな子どもたちと一緒に新年度を迎えました。
もちろん、新型コロナの影響でまだまだ自由にのびのびと生活を楽しむことはできませんが、今年度も「にじいろワークショップ」はアートを通じて子どもたちのこころとからだを解放し、子どもたちの五感にたくさんの想い出を残したいと思っています。

さて新年度の第一回目は、『紙コップのインスタレーション』です。
紙コップは一般に市販されている、あの紙製の使い捨てコップです。
では、〈インスタレーション〉とは?
今年度の年長クラスの子どもたちは、昨年10月にこのワークショップでおこなった『蜘蛛(クモ)の巣・インスタレーション』で一度体験しているので、なんとなく記憶があるかと思います。
ただ、はじめてこの言葉を耳にする子どもたちとご父兄の方もいらっしゃるので、あらためてご説明しておきます。
〈インスタレーション( Installation )〉とは、端的に言えば、アートを展示する空間そのものをひとつの作品としてとらえることです。
つまり、その空間にある壁や床、天井まで含め、どこを見てもそこに存在する全てのものが鑑賞の対象となり、その空間に身を置くことで、全身でアートを体感するということです。
これは特に「現代美術」における表現方法として定着した言葉です。

https://www.estherstocker.net/

ですから今回のワークショップは、子どもたち一人ひとりが紙コップという素材を使って、お部屋全体にアートな表現を施しながらそれを全身で体感するというものです。
ただし、この〈インスタレーション〉という言葉やその意味について、子どもたちには一切教えません。
このワークショップでは、学ぶというより、あそびながら体感することに重きを置くからです。
遠い先のいつの日か、子どもたち自らがこの体験を思い出すことがあれば、それで十分だと考えています。

紙コップを重ねると、まったく別のものに見えてくるから不思議です

まずは年中クラスの子どもたちです。
そう、今回が初めての「にじいろワークショップ」です。
みんな緊張しているのかな、と思ったら、いやいやどの子も目をキラキラさせて、期待感たっぷりのようす。
そんな子どもたちが声をそろえて、「よろしくおねがいします!」と元気のいいごあいさつ。
その声がお部屋いっぱいに響きわたると、先生も笑顔でごあいさつのお返しです。

では、と先生は、子どもたちの前に四角柱の細長い(紙コップが入った)パッケージを差し出しました。
「これ、な~んだ?」と先生は聞きます。
パッケージの中には紙コップが100個重ねて入っていますが、表からではわかりません。
なので、子どもたちはきょとんとしています。
そこで先生はそのパッケージのふたを開け、中から紙コップを取り出しました。
ひとつ、ふたっつ、みっつ、よっつ・・・と一個ずつ取り出してはそれを並べ、積み上げ、三角の小さな山のような形をつくってみせました。
子どもたちは、さすがに紙コップはわかったものの、それが積み上った状態を目の当たりにして、これからなにがはじまるの?と興味津々です。
さらに先生はパッケージの中に入っている残りの紙コップを一気に全部引き抜くと、それを床に立てました。
何十個も重なった紙コップは、まるで空に伸びた背の高い煙突のようです。
子どもたちは「???」とばかりに目をきょろきょろ。

次に先生は、それを揺すってみせました。
すると、くねくねと曲がって、まるで煙突が踊っているように見えました。
子どもたちはそれを見て、こんどは声を上げて大笑いです。

ひとつひとつはどこにでもある、子どもたちもよく知っている紙コップですが、こんなふうにたくさん重ねると、まったく別のものに見えてくるから不思議です。

年長クラスの子どもたちにも、先生はおなじように紙コップをパッケージから取り出して見せました。
でも、去年からこのワークショップを受けている子どもたちは慣れたもので、これくらいでは動じません。
先生だって、当然それは承知です。
そこで、年長クラスの子どもたちにはすぐさま紙コップを一人ひとりに渡し、
「これを床に一列に並べて、その上にどんどん積み重ねていってね」と言いました。
子どもたちはこのいきなりの指示に戸惑いながらも、順番に紙コップを並べていきました。
床にまっすぐ並べるまでは順調にいきましたが、その一列を土台にして上に一段、二段、三段と積み上げるようになると、子どもたちも真剣です。
崩さないように、崩れないように、とだんだん慎重な動きになります。
それでも、そこは年長クラスの子どもたち、じょうずに積み上げることができました。

こうして年中クラスの子どもたちも、年長クラスの子どもたちも、紙コップという素材に直接触れて、いろいろな角度から眺めることで、新しい発見やおもしろさ、その不思議さなどを感じとったようです。
さあ、それではここからが本題です。

紙コップで創り上げた、子どもたちの“未来の世界”

先生は、年長クラスの子どもたちとはじめたように、紙コップを床に並べました。
こんどは長めに一列並べると、その上に一段、もう一段と紙コップを積み上げ、子どもたちの背丈の半分くらいまでの高さまで積み上げてみせました。
それはもう三角の小さな山ではなく、大きくて、高くて、広がりをもった壁のようでした。

子どもたちはそれをお手本にして、はじめは三角型の山を部屋のあちらこちらにつくりました。
それができあがると、それを土台にしてもっと大きく、広がりのある壁をつくりはじめました。
壁はまっすぐなものばかりではありません。丸みをおびたものであったり、角度のあるものであったり。
それも積み上げながら上手に調整することを覚えました。

年中クラスの子どもたちは、先生や保育士の手を借りながらたくさん積み上げていきました。
年長クラスの子どもたちは、三段が四段になり、さらに五段が六段にと、ひたすら上に積み上げて、気がつくと自分の背丈と同じくらいになりました。それでも止めることなく、背伸びをして手が届く高さまで積み上げていきました。
お友だちと協力して、自分たちがすっかり隠れるほどの大きな壁を積み上げた子どもたちもいます。
コツコツとひとりで、自分自身を囲むように紙コップの壁をつくった子もいます。
途中までできあがった紙コップの壁が崩れてしまって泣き出す子もいましたが、何度崩れてもまたつくりなおし、また積み上げてと、それを繰り返すうちに、もう無我夢中で泣いたことなど忘れたようです。

年中クラスのなかには、崩れて紙コップが豪快に飛び散るさまに興味をそそられたのか、積み上げた紙コップの壁をわざわざ思いっきり押し倒す子もいました。
そんなお友だちの姿がとっても楽しそうに見えたのでしょうか、別の子どもたちまでもせっかく積み上げた紙コップの壁を自ら思いっきり倒して嬉しそうに飛び跳ねていました。
まるで自分が怪獣にでもなって、街中の建物を壊しているような妄想にかられたのでしょうね。

崩れては積み上げ、倒しては積み上げて、部屋いっぱいにたくさんの紙コップの壁ができあがりました。
そんな壁を下から眺め、上から眺め、紙コップの隙間から眺めている子どもたちの目には、きっとおとなには見えない景色が見えていたにちがいありません。

また年長クラスの子どもたちは、部屋いっぱいにできあがったいくつもの紙コップの壁と壁を、紙コップを並べた道で四方八方につなげていき、ひとつの巨大な都市空間を想起させてくれました。
それはまた、これから子どもたちが創り上げるであろう、 “未来の世界”のようにも見えました。

さて、楽しかったワークショップも、いよいよ終わりに近づきました。
年中クラスのこどもたちはたくさんの紙コップを重ねてなが~く、なが~く一本につなげ、それを大蛇のように床に這わせると、その端から端まで両足で大蛇をまたぐように駆け抜けていきました。

年長クラスの子どもたちは、やはり紙コップをたくさん重ねて一本のロープ状にすると、その端と端をつないで輪をつくり、そっとそのまま床に置きました。
そのロープ状になった紙コップの輪を囲むように子どもたちは等間隔に並んで座り、各自の目の前にあるロープ状になった部分をやさしくつかみました。
先生は子どもたちに「そおっとね、やさしく、ゆっくりね」と声をかけます。
子どもたちは、やや緊張気味なのか、無言で静かにうなずきます。
先生はそれを確認すると、「さあ、上げるよ」と再び声をかけ、それに合わせてみんな同時にゆっくりその輪を持ち上げました。
先生と子どもたちの手によって、そのロープ状になった紙コップの輪は、そのままの形を保ちながら少しずつ床から離れていきます。
それからじっとして、1秒、2秒、5秒・・・紙コップでつくったロープ状の輪は、確かに宙に留まっています。
まだ大丈夫、10秒、20秒、25秒・・・次の瞬間、どこからともなくつなぎ目が外れて、紙コップはバラバラに床へ落下していきました。
それでも、子どもたちも、先生も、息をひそめてそれを見守っていた保育士たちも、一斉に大歓声と拍手でそのことを讃え合いました。

大いにあそび、はしゃぎ、笑い合えることが何より大事!

これで、今回のワークショップは終了です。
ひとつひとつは小さな使い捨ての紙コップですが、子どもたちにとって、今では夢を創造(=想像)する大切な素材になりました。
そして、初めてワークショップを体験した年中クラスの子どもたちも、2年目の年長クラスの子どもたちも、共に時間ぎりぎりまで大いにあそび、大いにはしゃぎ、大いに笑い合いました。
なによりも、それが一番大事ですし、それがあってこそ、しっかり五感にその感覚を残せるのだと考えています。

今回のワークショップのおわりに、こんな言葉を記しておきます。
「子どもたちにすべての解答をあたえないこと、
底の底までさらけ出さないことです。
そうすれば子どもたちは自分なりの創造性へ向けて、
一押しされることになります。」
これは、おそらく一度は読んだことがあると思いますが、『あおくんときいろちゃん』、『フレデリック』や『スイミー』といった世界的に有名な絵本を描いたレオ・レオニ(Leo Lionni)さんの言葉です。
(*松岡希代子著『レオ・レオーニ 希望の絵本をつくる人』2013年・株式会社美術出版社より)
一見簡単そうなことですが、とても重要なことを指摘しているように思います。
では、この一年、どうぞよろしくお願いいたします。

ドキュメンテーション

「紙コップのインスタレーション」

今回は紙コップ一つから始まります。
一つの小さなものでも、それが大量に集まると、大きく景色や空間を変えることが出来るのです。
紙コップが積み上がる、高くなる…しかし、 一瞬に して崩れる緊 張感も伴います。

「構築から破壊へ」破壊があるからまた新しく生まれるそんな隠れたメッセージも内包しているインスタレーションです。

written by OSAMU TAKAYANAGI

【羽村市】新型コロナウイルス感染症に対応した保育施設の利用について

2022年4月21日 木曜日投稿

事務連絡
令和4年4月21日

市内保育施設利用者 各位

羽村市子ども家庭部子育て支援課長

新型コロナウイルス感染症に対応した保育施設の利用について

 日頃より羽村市の行政運営にご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
 新型コロナウイルス感染症はいまだ収束の見通しが立たず、今後も感染症対策を実施していく必要があります。
 これまで同様、保育施設については通常保育を継続しますが、保育施設の利用にあたりましては「コロナ禍における保育施設利用ガイドライン」に基づき、ルールを守ってご利用いただきますようお願いします。
 特に、以下についてご確認のうえ、ご留意ください。

  • ●お子さんや同居のご家族に風邪症状等の体調不良が見られる場合は、必ず登園を控えてください。
  • ●お子さんや同居のご家族がPCR検査を受けた場合や濃厚接触者となった場合は、園に報告してください。

 また、施設での感染拡大の状況によっては、緊急に休園とする場合があります。
 臨時休園となった場合は、感染拡大のリスクを抑制する観点から、他の保育施設での代替保育は実施できません。自宅保育等で対応できるよう、あらかじめご準備くだいますようお願いいたします。

 なお、今回、ガイドラインの内容の一部を更新した「コロナ禍における保育施設利用ガイドライン(第4版)」を添付しましたので改めてご確認ください(更新箇所は赤字で表示しています。)。

 保育施設では、引き続き、子どもの安全を第一に保育を実施してまいりますので、保護者のみなさまにおかれましても、日頃からご家庭での感染予防を徹底するなどご協力をお願いします。

 ご不明な点等がございましたら下記担当までお問い合わせください。

【問合せ】
子育て支援課保育・幼稚園係
電話 042-555-1111 内線 241