武蔵野美術大学の杉浦幸子教授のもと(協力:日比野設計+幼児の城)
生活の中で出会うデザインとして『保育園美術館』というプロジェクトが数ヶ月前より始まりました。
園舎内にも、『ぺんぎん』『カンムリツクシガモ』『トリケラトプス』などの立体彫刻や絵画を展示し、
子どもたちの様子を定期的に観察してます。
そこで、あおぞら保育園でもアート作品と子どもたちがどのような関わりを持っているのか、
保護者の皆様にご協力をお願いし、エピソードを集めることにしました。
↑↑↑こちらが専用の箱とはがき(記入用紙)です。
玄関から入って、真正面にあるカウンターに設置してあります。
少し前に、郵便ごっこ用に郵便局の方からいただいた
『ぽすくま』キットがあったので、そちら参考にはがきを作成させていただきました。
※ポストは、そのままです。。。
今週から、ポストを置き始めたのですが、
子どもたちは、『赤いポスト』に興味津々でした。
つき組さんは、クラスでも書きたいお友だちは自分たちで書けるようにと、
はがきをクラスに持って行ってくました♫
どんなエピソードが集まるかな?と楽しみにしていると、
早速、ポストに投函してありました♡
せっかくなので、投函していただいたエピソードをご紹介しますね♫
★初めて見るアート作品に興味津々で、入園した手ての頃は、出迎えてくれるぺんぎんに『おはよう』『ばいばい タッチ』など日々していました。
★ぺんぎんさんに興味があり、帰宅時にあいさつをしています。
★保育園にぺんぎんがきてから、毎日朝と帰りに口をパクパクさせています。(口先を触って開けたり、閉じたりさせる)『パクパク』と言いながらくちばしを触ったり、手のあたりを触ったりしています。なぜか?毎日の日課になっています。
★『ぺんぎんのくちばしがうごきました!』と自分で書いて投函してくれたお友だちもいました。玄関に立って、いつも子どもたちを見守ってくれているぺんぎんさん。季節ごとに帽子をかぶってみたり、お年玉を持ってみたり。かわいらしい!特にトトロに出てくるような竜のひげでくくってある葉っぱで包まれた『何か』を持っていたときは、何を持っているのか気になりました。
★玄関前にあったぺんぎんさんに時々抱きついて『おはよう』『バイバイ』と言っていました。かももいることを教えてくれたのは息子。いつもほっこりさせてくれてありがとうございます。
★最後に、園庭での子どもと保育士のやりとりから・・・
園庭で泥だんごを作ってはトリケラトプスの穴に入れているので、何をしているのかと思い声をかけてみた。
保育士:何しているの?
子ども:エサをあげているの
保育士:何のエサ??
子ども:ぶどう
おなかすいてるんだって(トリケラトプスが)
それを、近くで聞いていた別のお友だち(年上の子)が
友だち:○○は話せるの?
と、保育士に聞いてきたので
保育士:○○くんはお話聞こえるんだよね
子ども:うん
保育士が友だちの子にも、○○くんは、聞こえないの?と聞いてみると
友だち:聞こえるよ!
と、言いながらそのまましばらくエサをやる様子をみていた
保育士:何色のぶどう?
みどり?? むさらき??
子ども:むらさき!
保育士:マスカットかぁ
その子は大きく頷き、それからも泥だんごを作ってはぶどうをあげていた。
ここからは、先日の『親子レクリエーション』での様子です
↑↑↑『こどもの日』も近いので『カンムリツクシガモ』もこどもの日バージョンにしてみました♫
アート作品が日常生活にだいぶ溶け込んできました。
子どもたちと作品との関わり方も日々変化するのではないかと思います。
そんな子どもたちの変化も教えていただけたら幸いです。
皆様からの、エピソードをお待ちしています♫