舞台『シッダールタ』を観て

2025年12月1日 月曜日職員ブログ

先日、舞台『シッダールタ』を観に行ってきました。

芝居を観るのは久しぶりでしたが、気づけば最初から最後までしっかり集中して観ていました。

本作は、古代インドを舞台に、「欲」や「生き方」をテーマに一人の青年が自分自身に向き合っていく物語です。

決して軽いテーマではありませんが、不思議と最後まで惹きつけられます。

そり立つような舞台セットを、役者の皆さんが駆け上がったり、駆け下りたり。。。

砂や布を使った表現も印象的で、シンプルでありながら想像力を刺激される舞台でした。

汗だくになりながら演じる姿から、舞台ならではの熱量と臨場感が伝わってきます。

 

草彅剛さんの長台詞は心に残っており、言葉の一つひとつに重みがありながらも、まっすぐに伝わってきます。

個人的には、杉野遥亮さんの演技も印象に残っています。

もともと好きな俳優さんですが、舞台では映像作品とはまた違う魅力があり、

ふとした仕草や立ち姿から役の感情が自然と伝わってきました。

観ているうちに、「欲」や「選択」といったテーマが、いつの間にか自分自身のこととして重なってきます。

久しぶりの観劇でしたが、少し立ち止まって考えるきっかけをもらえる時間になりました。

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