水槽がなかなか安定してくれません!!
先日2度目のクマノミも3日間ですべて☆になってしまいました。
1度目の反省を踏まえて、前回以上に水質などに気を配りながらの失敗のため、ショックが大きいです
再度水質や塩分濃度をみても特に問題なし・・・ただ今回「短期間ですべてが☆になった」
「水質調査では特に問題がない」「貝類は特に問題ない」などが状況として見られることから、
1度目で☆になった原因の病原菌 が水槽内に残っていた可能性が考えられます。
ちなみに、魚類から感染する細菌性の病気はあまり重篤になるものは少なく、一般的な衛生管理をしていれば特に問題ありません
通常は魚(宿主)がいなくなれば病原菌は消えるのですが、まれにそうでないときもあります。
そこで今回、水槽の大がかりな掃除と新たに「殺菌灯」 の設置を行い、水槽の再スタートを開始しました
ただ水槽の掃除は難しく、やり過ぎてしまうと水槽内のバクテリアがいなくなってしまい、
バクテリアが定着する(水をつくる)まで、また2~3ヶ月待たないといけません。
それも寂しいので、バクテリアをある程度残しつつ、掃除を行いました。
水槽再スタートに向けて!!
電源コードやかかっているものを外して
水槽を外に運び出します
(出入り口のサイズは水槽が運び出せる高さになっています!!)
ライブロックもブラシで汚れを掃き出します。
(ライブロック・・・珊瑚の死骸でバクテリアや微生物が住み着いて生物の住処となっている状態のものです)
とりあえず水槽内の掃除は一通り終了
大事な微生物の住み着いているであろう底砂とライブロックは
もともとあった水槽内の水のきれいな部分で浸し乾燥しないようにしています。
フィルター内もかなり汚れているのできれいにします。
ただここにも大切な微生物がいるので、海水を使って慎重に掃除をします。
もともとあったろ材
このろ材棲み着いて微生物が汚れを分解してくれます(生物ろ過)。
ちなみに、フィルター内には下のようなトレイが4段あり、
その中を水が循環していきます。
購入時のフィルターのセットではろ材が一段で、あとはスポンジとなっており、
ろ材が少量だったので、今回別にろ材を2段分追加しました。
最後の段はスポンジで、ここで汚れを物理的に絡め取ります(物理ろ過)。
水槽の横にかかっていた外掛け式フィルターとスキマーも清掃します。
海水の素は比重計で計りながら入れ、魚に適した海水の濃度にしていきます。
出来た海水をお風呂ポンプで水槽に。水槽が大きいので6往復ぐらいしました
忘れてならないのが下のタイや止め。
段ボール製なのですが震度8まで対応で、震災の際にも転倒を防いだ優れものだそうです
最後にフタをのせて終了。
この後数日水を循環させ、1匹からスタートし様子を見ていきたいと思います。
最後に水槽周りの器具の説明です