令和2年5月25日
保護者の皆様
社会福祉法人陽光福祉会
あおぞら保育園
園長 田中奈穂美
新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の解除を受けたあおぞら保育園の対応について
新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の解除を受け、あおぞら保育園の対応についてお知らせさせていただきます。
1.保育の提供について
(5月30日まで)
令和2年5月25日付けで東京都における「緊急事態宣言」は解除されましたが、羽村市より、人との接触を減らす観点及び児童の集団生活の再開への負担等も考慮する必要があることから、引き続き5月30日まではこれまでと同様に、ご家庭での保育が可能な場合には登園を自粛していただく旨の連絡がなされています。なお、緊急事態宣言は解除されましたが登園自粛をした日の保育料については、5月30日まで日割りで返還されるそうです。
(6月1日から6月30日まで)
6月1日以降については、登園自粛のお願いはいたしませんが、6月30日までの間について、保護者が仕事を休まれる等、ご家庭での保育が可能な場合には、家庭保育へのご協力をお願いします。保護者の皆様には引き続き大変ご不便をおかけしますが、感染防止の観点から、なにとぞご理解・ご協力いただきますようお願いします。なお、今後、状況に変更が生じた場合には、必要に応じ改めてお知らせいたします。
2.健康観察の実施について
毎朝、必ずご家庭にて児童及び保護者の体温を測定し、熱(37.5 度以上)や風邪症状がある場合は、解熱後24時間以上が経過し、症状が改善傾向となるまでお休みをしてください。保育中も同様の症状が見受けられた場合は、速やかにお迎えをお願いする場合があります。 ~厚生労働省 保育所等における感染拡大防止のための留意点について(第二報) 令和2年5月14日付~
3.新型コロナウイルス発症者が発生した場合について
今後、保育園において、新型コロナウイルス感染症の発症者が発生した場合や濃厚接触者が確認された場合には、関係機関と相談のうえ、臨時休園を行う場合があります。
4.登降園について
登降園について現在テラスなどでの受け入れとさせていただいており、この変更は6月30日まで継続します。登降園の方法についての詳細は「登園・降園方法の変更について」をご確認ください。
5.保育内容について
(1) 感染防止対策
保育園での感染防止対策は「緊急事態措置を実施すべき区域の指定の解除に伴う保育所等の対応について(令和2年5月14日時点) 厚生労働省」に基づき、保育室内の清掃、石けんでの手洗いの徹底に合わせ、特に手が触れる個所の消毒、定期的な換気を引き続き行っていきます。また、6月30日まで職員はマスク着用にて保育を行っていきます。なお、子どものマスク着用については「現実的ではない」との意見(日本小児科学会「新型コロナウイルス感染症に関するQ&A」)を踏まえ、必須とはせず、保護者の方の希望に応じた対応とさせていただきます。ただ、園庭や散歩など外あそびの際には、十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症になるリスクが指摘されていることから、マスクを外すこともありますのでご承知おきください(スポーツ庁 「学校の体育の授業におけるマスク着用の必要性について」参考)。
(2) 新しい生活様式
ご存じの通り「新しい生活様式」への切り替えが専門家会議より提言されました。新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、「新しい生活様式」をしっかりと心掛けていくことが重要であることは言うまでもありません。しかし、保育園での生活においては、3密(密閉・密集・密接)を避ける・人との間隔は最低1メートルは空ける・食事の時は対面ではなく横並びなど、対応しきれないことが多く、現実的には(1)での対策以上のことは難しいと考えます。保護者の皆様には、この点をご理解いただいた上で保育をご利用くださいますようお願い申し上げます。
(3) 散歩(園外保育)について
散歩について、散歩先の公園に人が多くいる場合は別の公園に移動します。また、公園で遊んでいる一般の方とは出来る限り距離をとるようにし、それが難しい場合は別の公園に移動します。公園を出る際には石鹸で手洗い(難しければ手指消毒)を行います。
(4) 外部講師による特別保育について
外部講師による特別保育などについては予定通り実施していきます。外部講師の方には体温測定やマスク着用など、職員同様の健康管理を行った上で指導にあたってもらいます。
(5) 行事について
子どものみが参加する行事については、日常での保育における感染リスクを越えない対策(内容・参加クラスの変更、換気の徹底など)を行った上で実施していきます。また、すでにご連絡させていただいた通り、前期の保育参加・懇談会につきましては延期とさせていただきます。7月に実施予定の「夏まつり」につきましては、最低限、つき組さんが何かしら楽しめるよう、今後の状況を見ながら検討・準備を進めています。