医師により食物アレルギーのため食品の除去が必要と診断された場合、
指示された食品の除去や代替などの対応を行っています。
食物アレルギーへの対応について
- 食品の除去は、医師の診断・指示のもとに行っていきます。医師に診断書・指示書を書いてもらい園までご提出ください。
- 誤飲や誤食のないよう注意してはいますが、集団生活の中では万が一のことも考えられます。そのため、誤飲・誤食をしてしまったときの対応についても、医師に確認をお願いします。
- 経過観察を行い、ひき続き除去が必要かそうでないかの診断を、年に一度はお願いしています(検査時期は医師の判断によります)。その際も診断書、指示書が必要になります。
- 医師の指示で食品の除去が必要なくなった場合、除去食品の解除をまずご家庭で行っていただき、その結果を確認した上で保育園でも解除を行います。
- 子どもの健康状態や治療内容の確認、食事への対応を統一させるため、保護者の方と担任の保育士・栄養士・看護師で面談を実施させていただきます。
アレルギー除去食に関する診断書(主治医意見書) ※診断書・指示書は病院における書式でもかまいません。
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保育園での配慮事項
- 園におけるアレルギー対応食は、個別対応で基本的に「完全除去」か「解除」で対応しています。
- 家で摂ったことのないことがない食物は、基本的に園では与えません。
- 子どもの発達段階を考慮し、安心、安全で、栄養素が不足しないよう栄養管理をするとともに、なるべく見た目は同じような形態での提供で、おいしく楽しく食べられるような給食を取り入れています。
対応食の写真
- ハム、ベーコン、ウインナー等は無添加のもの、練り製品もなるべく卵の入っていないものを使用しています。
- 菓子等、市販のものを使用する際には、原材料が確認できるものを使用しています。
- 給食室では月ごとの会議に合わせ、前日・当日にも確認を行い、アレルギー担当者が混入(コンタミネーション)のない調理と盛り付けを行っています。
- 月ごとにアレルギー児用の個別献立を作成しクラス担任との確認を行っています。また、毎朝の朝礼でも確認を行っています。
- 調理されたアレルギー食の誤配がないよう、個別の札・色付トレー・専用の色つき食器(現在はピンク)で配膳をしています。また、その日の献立名にアレルギーの印をつけ用紙を添付し、クラスで確認を行っています。
アレルギー用食器の写真
- 除去していたものを解除するときには、基本的に原因食物の部分解除はせず、医師からの診断後、家庭において複数回食べて症状が誘発されないことを確認した上で、解除になり、給食での取り入れとなります。解除指示は、保護者からの除去解除申請書で行います。
- 夏祭り、調理保育、遠足等、食材を使用する行事では、アレルギー対応のないメニューを取り入れたり、個別対応を行っています。
- まれに少量の原因物質に触れるだけでもアレルギー症状を起こす子どもがいるため、個々の子どもに応じた配慮、対応をしています(調理保育等)。